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- 矮性イネを用いたメタン排出量抑制効果等調査業務
入札情報
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- 案件概要
業務内容 (1)矮性イネの水耕栽培による温室効果ガス削減効果の検証 以下の手法により、矮性イネの水耕栽培と通常の稲作との単位生産量当たり の温室効果ガス排出量の差分を算定すること。 ア 矮性イネの水耕栽培における温室効果ガス排出量の算定 (ア)矮性イネの水耕栽培方法 液肥を加えた水耕液を用い、温度管理が可能な人工気象器内で、28~ 30℃の温度制御下で栽培 (イ)温室効果ガス排出量の算定 アクリル容器内に空気を貯めてシリンジで採集し、ガスクロマトグラフィー で定量 イ 温室効果ガス排出量削減効果の検証 矮性イネの水耕栽培(屋外栽培時及び屋内栽培時)と通常の稲作(化学肥 料・農薬使用あり)におけるイネの単位生産量当たりの温室効果ガス排出量 を比較(期間内でのイネの生産が困難な場合は合理的方法で比較)し、削減 効果と今後の改善点等を検証すること。 なお、通常の稲作における温室効果ガス排出量については文献等のデー タを用いて合理的に算定した数値を使用することも可とする。 (2)自然農法を用いた水田による稲作の温室効果ガス削減効果の検証 自然農法(化学肥料・農薬使用なし)による稲作と、従来農法(化学肥料・ 農薬使用あり)による通常の稲作による、単位生産量当たりの温室効果ガス排 出量を比較し、削減効果と今後の改善点等を検証すること。(温室効果ガス排 出量の算定方法はア(イ)と同じ。) (3)矮性イネの残渣を用いた昆虫等の代替タンパク質の生産による温室効果 ガス削減効果等の検証 以下の手法により、矮性イネの残渣(葉、茎、米ぬか等)を食用昆虫等の養 殖に飼料として活用し、当該昆虫等による代替タンパク質の生産量の算定と、 他のタンパク質源と比較した際の単位生産量当たりの温室効果ガス排出量の 差分を算定すること。 ア 矮性イネの残渣を用いた昆虫等の代替タンパク質の生産 (ア)養殖する昆虫等の種類 ミールワーム(チャイロコメノゴミムシダマシ幼虫) (イ)養殖方法 室内で、レターケース等のプラスチック容器内で飼育 イ 温室効果ガス削減効果の検証 アにより生産した代替タンパク質と畜産(牛・豚・鶏等)により生産した タンパク質の単位生産量当たりの温室効果ガス排出量を比較し、削減効果 と今後の改善点(最適な生産条件等)等を検証すること。 なお、畜産からの温室効果ガス排出量は文献等のデータを用いて合理的 に算定した数値を使用することも可とする。
- 履行場所
説明会日
---資料交付日
2023.02.07資料等提出日
2023.02.07入札日
2023.02.13受付終了